ピアノのリズムがずれるときは?「拍」と「リズム」を確認しよう
音は読めているのに、両手で弾くとリズムが崩れてしまう。そんなときは、いったん鍵盤から手を離してみると、難しいところを整理しやすくなります。
指を動かすことと、リズムを理解することを、最初から同時に頑張らなくても大丈夫です。
「拍」を感じる
まずは「1、2、3、4」と、同じ間隔で数えながら、軽く手をたたいてみます。曲の中を一定に進む基準が、「拍」です。
メトロノームを使う場合も、速さを上げることを目標にせず、無理なく合わせられるテンポから始めましょう。音を追いかけるようになるなら、いったん止めて、数えやすい速さを選び直します。
拍子や曲によって数え方は違うので、今練習している曲に合わせて先生と確認してください。
音符の長さを、手拍子だけで練習する
次に、短い部分のリズムを手でたたいてみます。たとえば4拍の中で、最初の2拍は四分音符を一つずつ、残りの2拍は二分音符を一つ。
「1」でたたき、「2」でたたき、「3」でたたいたあとは「4」まで音を伸ばすつもりで待ちます。たたく回数だけでなく、待つ時間もリズムの一部なんですね。
楽譜の一小節だけを使い、声で数えながら試してみると、どこが曖昧だったかを確認しやすくなります。
片手で弾いてから、両手へ戻す
手拍子でわかったら、片手のパートをゆっくり弾きます。必要なら一つの音だけでリズムを弾いてから、実際の音の並びへ戻してもよいでしょう。
両手で合わせるときは、左右が同時になるところを確認します。「右手だけならできるのに」という場合も、どこで左右がずれるかが見えると練習しやすくなります。
最初から曲のテンポに合わせず、考えながら動ける速さで確かめてくださいね。
オンラインでは、交代で真似する方法が使えます
通話には音の遅れがあるので、先生と同時に手拍子をすると、実際には合っていてもずれて聞こえることがあります。
そこで、先生が短いリズムを示し、生徒さんが真似する、という交代の方法で確認したり、リズムを口で言ってみたり、必要に応じて手元や楽譜も見ながら進めていきます。
リズムが苦手だなと思っても、苦手と決めつけてしまう前に、数える、たたく、片手で弾くと分けてみましょう。どこから練習すればよいかがわかるだけで、取り組みやすくなることがあります。
レッスン内容・料金はこちら。ご希望やお悩みは、オンライン体験レッスンのお申し込みフォームからお知らせください。