スタッカートは「手を跳ね上げる」こと?音の切り方から見直してみよう
スタッカートのついた音を見ると、手を大きく跳ね上げて弾いていませんか?軽やかなイメージは大切ですが、見た目の動きを大きくするだけでは、思うような音にならないことがあります。
まずは、次の音とつなげず、音を離して弾くというところから確かめてみましょう。
音が出る前に、手を離してしまっていない?
「跳ねよう」と意識するあまり、鍵盤を十分に動かす前に手が離れると、音が不安定になる場合があります。
反対に、強く叩いてすぐ離せばよいと思うと、曲に合わない硬い音になることもあります。スタッカートは、いつでも強く、いつでも同じ短さで弾くという意味ではありません。
まず一音ずつ、音が出たことと、音が切れたことを耳で確かめてみてください。
最初はゆっくり、音と音の間を聴いてみる
短いフレーズを、無理のないゆっくりした速さで弾きます。最初から極端に短く切ろうとせず、音がつながっていないことを確認しましょう。
音を出したあと、次の音までにどんな間があるか。自分の演奏を録音して聴くと、手の動きばかり見ているときより、違いに気づくことがあります。
同じフレーズをなめらかにつなげて弾いた場合とも比べると、曲の印象の違いがわかりやすくなります。
曲の中で、どんな音にしたいかを考える
軽く歩くような感じなのか、はっきりしたアクセントを感じさせたいのか。曲の速さや強弱、前後のフレーズによって、ほしい音は変わります。
記号だけを見て同じ動きを繰り返すのではなく、どんな表情にしたいかを先生と相談してみましょう。「軽く」と言われたときも、音量なのか、長さなのか、動きなのかを確認すると練習しやすくなります。
手の動かし方は、音を聴きながら調整する
指だけで無理に切ろうとしたり、腕全体を必要以上に持ち上げたりせず、今の曲に合う動きを探します。手や腕に力みが出る場合は、そのまま回数を重ねないようにしてください。
オンラインレッスンでは、手元の映像と音の両方を確認します。通話で音の終わりが聞こえづらいときは、録画を使って確認する方法もあります。
「跳ねているように見えるか」から、「どんな音になっているか」へ。耳を使いながら、曲に合うスタッカートを見つけていきましょう。
レッスン内容・料金はこちら。ご希望やお悩みは、オンライン体験レッスンのお申し込みフォームからお知らせください。