【ピアノの疑問】指番号ってなんで守らなきゃいけないの?適当じゃダメな本当の理由

kanakoe

ピアノの練習を始めると、楽譜に出てくる「1・2・3・4・5」の数字。 いわゆる「指番号(1=親指、ーー 5=小指)」ですが、練習しているとこんな風に思ったことはありませんか?

  • 「どの指で弾いても同じ音が出るのに、なんでわざわざ指番号を守らなきゃいけないの?」
  • 「弾きやすい指で適当に弾いちゃダメなのかな?」

特に独学の方や、ピアノを始めたばかりのお子様によくある疑問です。

結論からお伝えすると、指番号を守るのには「綺麗に、ラクにピアノを弾くためのとっても大切な理由」があるからなんです!

今回は、なぜ指番号がそこまで重要なのか、その理由をわかりやすく解説します♪

理由①:メロディを「なめらか(滑らか)」につないで弾くため

ピアノの音を歌うように滑らかにつなげて弾く(レガートで弾く)ためには、指の「くぐらせ」や「またぎ」といった技術が必要です。

例えば、ドに親指を置いて、1、2、3、4、5と弾いた時に、ソまではなめらかに弾けますが、ドレミファソラシ〜 となめらかに弾きたい時、指が足りないですよね。

このように、適当な指で弾き始めてしまうと… 「あ!途中で指が足りなくなった!」 「音がプツッと途切れてしまった…」 ということになってしまいます。

指番号はいわば、「指が途中で足りなくならずに、最後までスムーズに弾くためのゴールへの地図」のようなものなのです。

先ほどの例で言えば、ドレミファソラシ〜 をなめらかに弾くには、ドは1の指(親指)から始めて、ファで指くぐりをしてもう一度1の指で弾きます。そうすると、1231234ーというように、繋いで弾けるんです。

理由②:手に余計な力(変な癖)が入るのを防ぐため

無理な指使いでピアノを弾こうとすると、手首が変な方向に曲がったり、手に強い力みが入ったりしてしまいます。

不自然な指使いを続けていると、

  • 速いテンポの曲が弾けなくなる
  • 手が疲れて痛くなってしまう
  • 変な癖がついて直すのが大変になる

といった原因になってしまいます。あらかじめ「人間が一番ラクに指を動かせる順番」として考えてつけられているのが指番号なのです。

理由③:先のメロディを「準備」するため

ピアノの曲は、今弾いている音だけでなく「次にどんな音が来るか」によって弾き方が変わります。

上手な人は、今弾いている指だけでなく、次に移動する鍵盤を見越して指を準備しています。指番号通りに弾くことで、自然と「次の音へのスムーズな移動」ができるようになっているのです。

まとめ:指番号は「自分を助けてくれる味方」♪

「指番号を守らなきゃ…」と思うと、なんだか縛られているようで難しく感じてしまうかもしれません。

でも実は、指番号はあなた(またはお子様)が一番ラクに、楽しくピアノを弾けるように助けてくれる「案内役」なのです!

最初は「指番号を見るのが大変!」と感じるかもしれませんが、慣れてくると指が勝手に覚えてスムーズに弾けるようになりますよ。

ただ、手の大きさは人それぞれ。作曲者や編曲者がつけてくれた指番号が、自分に合わないということもたまにあります。指番号通りに弾いているけど弾きにくいときや、「この曲の指番号、どうやって弾けばいいか分からない…」という時は、無理をせず先生に聞いてみてくださいね!

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(カナコエ)
作曲家ピアニスト&
マーメイドパフォーマー
こんにちは、作曲家ピアニスト&マーメイドパフォーマーのkanakoé 「カナコエ」です。 クラシックとジャズを融合させたような自由な表現で、ピアノを軸に新しい音楽を紡ぎ出しています。 海や自然の風景から多くのインスピレーションを受け、波のきらめきや深海の静けさを音に変えて、聴く人を幻想的な世界へと誘います。 その世界観は、マーメイドとしての活動やショーの中でも息づいています。 一方で、ピアノ教育にも情熱を注ぎ、長年にわたり個人レッスンやオンラインピアノ教室を運営してきました。 アーティストとしての経験を生かしながら、音楽の魅力を次の世代へとつないでいます。
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