ソルフェージュ

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ソルフェージュって何?

「ソルフェージュ(solfège)」とは、音楽の基礎力を身につけるための訓練のことです。フランス語で「音階」や「音楽の基礎教育」という意味があります。

ソルフェージュの目的は、「楽譜を見て理解し、耳で感じ、再現できる力を育てる」ことです。
ピアノや歌、作曲などの土台になるトレーニングで、音楽大学や音楽教室でも必ず学びます。

内容

ソルフェージュでは、主に次のようなトレーニングを行います。
ただし、初心者向けには、楽譜を読めるための訓練、リズムを正確に表現できるための訓練が一般的です。

  1. 視唱(ししょう)
     楽譜を見て正しい音程とリズムで歌う練習。
     → 音を「ドレミファソラシド」と読んで正確に歌えるようにします。
  2. 聴音(ちょうおん)
     耳で聴いたメロディや和音を楽譜に書き取る練習。
     → 音感(特に相対音感)を養うことが目的です。
  3. リズム練習
     拍子感を鍛え、複雑なリズムを正確に感じて表現できるようにします。
  4. 和声・分析
     曲の中でどんな和音が使われているか、どんな構造なのかを理解する練習。
     → 作曲・即興・アレンジなどにも役立ちます。

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