オンラインピアノレッスンでわかった家で練習するときの注意点
家の練習のときと同じ環境でレッスンできる
オンラインレッスンは、家の練習のときと同じ環境でレッスンをすることになります。そうすると、普段のレッスンの時には気づかないような問題に気づくことがあります。
対面レッスンだと、家の練習環境がわかりにくくなるため、普段の練習の仕方がわかるオンラインレッスンならではだなと思います。
ピアノと椅子の高さ
オンラインレッスンをしていると、家の練習の際に椅子の高さがあまりに低かったり、そもそも椅子を使っていなかったり、楽譜をきちんと立てられていなかったりするケースがみられます。ダイニングテーブルにキーボードを置いて、テーブルにちょうどいい高さの椅子に座ると、キーボードの高さの分だけ高くなるので、椅子が低くなりがちです。
通常、電子ピアノやアップライトピアノには専用の椅子がありますが、キーボードなどには専用の椅子がないこともあります。脚がないタイプのキーボードだと、テーブルや机においてレッスンしている場合もあると思います。自宅で使用している椅子によっては、本来の高さより低すぎることも多いです。
効果的な練習をするために、椅子とキーボードは適切な高さであることが大切です。オンラインレッスンの場合は、正しい姿勢や、椅子の高さなども一緒に考えていきます。
もし心配な場合は、普段通りに座ってみて、椅子が低すぎないか、先生と確認してみてくださいね。
電子ピアノの設定
高度な電子ピアノの場合、いろいろな音が出ると思うのですが、ピアノレッスンの時はピアノの音にしておきましょう。
グランドピアノの音、コンサートホールにおいたグランドピアノの音、スタンウェイピアノの音、ベーゼンドルファーピアノの音など、いろいろな音の設定があると思いますが、ピアノの音になっていればまずはOKです。
そして、とても大切なのは、「ドの鍵盤を押すとドの音が出るようになっていること」です。
当たり前と思うかもしれませんが、特にステージ用キーボードなどは、移調ができるボタンがついていることがあります。
「移調」、「トランスポーズ」、「TRANSPOSE」など、ピアノによって機能の名前はさまざまです。これはどういう機能かというと、鍵盤の「ド」の音を弾いたとき、胃腸機能がONで「+2」もしくは「D」の場合、「レ」の音がでる、という感じで、音程を内部で上げ下げする機能です。カラオケで音を上げたり下げたりするのと似ていますね。
レッスン室の木のピアノの場合は、ドの鍵盤を弾けば、いつもドの音がでます。他の音が鳴ることはありません。ドは常にド。そのため、ピアノを弾いていると、通常は普通に練習しているだけで絶対音感か、絶対音感のような音感がつきます。
でも、この移調機能を使っていると、「ド」を弾いても別の音が出てしまうため、音感が育たない可能性があります。
家で弾く音と、他のピアノを弾いたときに音が違うと本人はびっくりすると思いますので、このトランスポーズ機能は常に「0」、リセットの状態にしておきましょう。
自分のピアノに、移調機能(もしくはトランスポーズ機能)がついているかどうか、確認してみてくださいね。もし、移調機能を有効にしているのかどうかわからない場合は、先生に確認してみてください。正しい場合は、ピアノとどの音が同じになっています。
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