コードとは
kanakoe
コードとは?
コード(和音)とは、
「3つ以上の音を同時に鳴らしてできる音の重なり」のことです。
たとえばピアノで、
- ド(C)
- ミ(E)
- ソ(G)
を同時に鳴らすと「C(シー)」というコードになります。
このように、コードは「音の組み合わせの名前」です。
コードの役割
メロディ(旋律)に「ハーモニー(調和)」を与えるのがコードの役割です。
たとえば、同じメロディでもコードが違うと雰囲気がガラッと変わります。
- C → 明るく安定
- Am → 少し切ない
- F → やさしく穏やか
- G → 力強く前向き
コード進行(Chord progression)とは、これらのコードを順番に並べて「音の流れ」を作ることを指します。
コードの基本的な種類
| 種類 | 例 | 音の構成 | 雰囲気 |
|---|---|---|---|
| メジャーコード | C(ド・ミ・ソ) | 明るい音 | 安心・安定 |
| マイナーコード | Am(ラ・ド・ミ) | 暗い音 | 切ない・優しい |
| セブンスコード | G7(ソ・シ・レ・ファ) | 4つの音 | 緊張・次に進みたくなる |
| sus4コード | Csus4(ド・ファ・ソ) | 不安定 | 期待・浮遊感 |
| dimコード | Bdim(シ・レ・ファ) | 不穏 | 不安・緊張 |
コードネームの読み方
たとえば「Dm7」というコードがあったら:
- D = レを根音(ルート)とする
- m = minor(マイナー)
- 7 = セブンスを加える
→ レ・ファ・ラ・ド の4音になります。
コードを使うとできること
- 作曲・編曲が自由にできる
- 伴奏をつけられる
- メロディに合ったハーモニーを作れる
- ジャズやポップスで「おしゃれな響き」を演出できる