子どものピアノレッスン

自分で譜読みができるようになろう!

kanakoe

ピアノは弾けるけど、譜読みができない!?

譜読みとは、楽譜を見て音楽を理解し、演奏できるようにすることを指します。
つまり、書かれた音符や記号を読み取り、実際に音として再現する作業のことです。

でも、この譜読みが苦手という人は、結構いるんですよね。ピアノは弾けるけど、楽譜があまり読めない、というご相談も割といただきます。

通常のレッスンで普通は楽譜は読めるようになりますが、対面レッスンの場合、先生の指の動きをみてそれを真似したり、先生がドレミなど音名を歌ってくれるのを聞いて覚えたりなどして、楽譜を読むことが苦手なまま練習している子も中にはいます。

また、最近は発表会が年に何度もあるお教室もありますし、ブルグミュラーコンクールなど小さめのコンクールにたくさん出場しているお子様も多いですよね。そうすると、日々の練習曲が全く進まず、毎週のレッスンもコンクールや発表会向けの曲ばかり。ピアノの練習の目的が「とりあえず今この曲を弾けるようになる」になってしまい、楽譜を読む力が育たないまま、なんとなくピアノを弾いているということになりがちなんです。

それでも、曲はなんとか仕上げられるし、耳は育ちます。でも、楽譜を読む力、リズムを理解する力などのソルフェージュが全くレッスンでできないので、いつまでたっても1人で五線譜が読めない、ヘ音記号が読めない、レッスンにいかないと1人で譜読みができないという生徒さんが出てきてしまうんですね。

1人で譜読みができると、便利だし楽しい!

そういう生徒さんも、自分できちんと練習していれば、少しずつ楽譜は読めるようになっていきます。1人で譜読みができると、レッスンにいかなくても新しい曲を練習することができるし、「この曲が弾きたいな」と思ったら、楽譜屋さんで楽譜を買えば、弾けるようになりますよね。

それに、せっかくピアノ教室に通うのなら、ぜひ楽譜は読めるようになって欲しいです!

オンラインレッスンは、楽譜が読めるとスムーズ!

また、オンラインピアノレッスンをスムーズに進めるためにも、楽譜を自分で読めるようになることがとても大切になってきます。

オンラインレッスンの場合、先生が側で楽譜を指差すことができないし、生徒が弾いている時に一緒に手拍子でテンポを叩いてあげることもできません。相手にはズレて聞こえてしまいますからね。

もちろん、楽譜が読めていなくても、レッスンをすることはできます。でも、楽譜が読めていれば、もっと音楽的に弾くためにどうしたらいいかとか、指のタッチをどうしたらいいか、手のフォームや脱力、強弱などのアーティキュレーションについてなど、いろいろなことをレッスンできるんです。

楽譜が読めない時は、ソルフェージュレッスンがおすすめ!

もし、レッスンを開始するときに、楽譜が読めない時は、数ヶ月ソルフェージュ中心のレッスンをしてみるのもおすすめです。

ソルフェージュとは、楽譜を見て理解し、耳で感じ、再現できる力を育てること。ピアノや歌、作曲などの土台になるトレーニングです。初心者向けには、楽譜のから、音やリズムを正確に再現できるかが重要なポイントです。

ソルフェージュレッスンでは、五線譜の読み方、リズムの叩き方などを一緒に勉強していくのと同時に、バーナムやハノンなどの簡単な練習曲も取り入れていきます。

ただし、ソルフェージュだけのレッスンというのは単調になりがちなので、通常のピアノのレッスンと合わせて行っていくことが多いです。割合としてソルフェージュを多めにした方が良さそうだとこちらで判断した場合は、練習曲の調整などをしながらご提案させていただくことがあります。もし、あらかじめ「ソルフェージュなど基礎を固めたい」と思っている場合は、体験レッスンの際にご相談くださいね。

ぜひ、興味があるという方は体験レッスンにお申し込みお待ちしています!

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    (かなこえ)
    作曲家ピアニスト&
    マーメイドパフォーマー
    こんにちは、作曲家ピアニスト&マーメイドパフォーマーのkanakoé 「かなこえ」です。 クラシックとジャズを融合させたような自由な表現で、ピアノを軸に新しい音楽を紡ぎ出しています。 海や自然の風景から多くのインスピレーションを受け、波のきらめきや深海の静けさを音に変えて、聴く人を幻想的な世界へと誘います。 その世界観は、マーメイドとしての活動やショーの中でも息づいています。 一方で、ピアノ教育にも情熱を注ぎ、長年にわたり個人レッスンやオンラインピアノ教室を運営してきました。 アーティストとしての経験を生かしながら、音楽の魅力を次の世代へとつないでいます。
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